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事務局ブログ/名作映画に見惚れてきました

昨日の大雪による影響でお疲れの皆様、本当にお疲れ様です。ジムカタです。

生まれも育ちも宇都宮の私ですが、子供の頃に雪が降ると、その非日常な景色にただただ心が弾み、雪だるまを作ったり雪合戦をしたりしてクタクタになるまで遊んだものです。そんな無邪気な時代が懐かしい・・雪景色の美しさに見とれる感性を忘れた訳ではありませんが、日々の暮らしに身を置いている大人としては、交通や雪かきの心配が先に立ち、なかなか意識が別世界に行くことを許してくれません。

そんなことを思う私、先月久しぶりに大画面で映画を観る機会がありました。場所は鹿沼市民文化センター大ホール。内容は午前10時から午後8時過ぎまで途中休憩を入れながら、全部で4本の黒澤明監督作品を上映するというもの(ちなみに全て1950年代から1960年代の白黒作品)。なんと前売り券は500円、しかも途中入退場自由。まるで昔の映画館のようです。これは国立映画アーカイブ主催の優秀映画鑑賞推進事業とのことですが、古い映画好きの私にはとても嬉しい内容で、連携して上映に至った鹿沼市には大変感謝しています。

大画面・大音量で観る映画は、一瞬で心を別世界へ連れて行ってくれますね。実際は上記のとおり長い上映時間でしたが、あっという間に感じられました。印象に残っていることは、言うまでもありませんがスター俳優三船敏郎のカッコ良さと、のちに水戸黄門(役)として名を馳せる東野英治郎など名優の味のある演技。また色々な作品を観たくなりました。

弁護士ブログ/顧問会社が顧問弁護士に期待するもの

令和6年1月25日午後2時から2時間あまり、第3回企業のリスク管理法律講座を行った。聴取者は、顧問会社を含め8名であった。今回は2部構成で、1部は尾畑弁護士、2部は私が担当した。尾畑弁護士の分は、別に譲ることとして、ここでは、私の担当部分について要約して報告する。

 

顧問会社が顧問弁護士に期待することは何かにつき、理念的な説明を中心に話を進めた。

「法律を遵守することは、企業の基本的な心構えだ」と考えているのが統計上ほぼ一致した考えだ。しかし、実際には法律違反をしたり、紛争を起こすのは何故か。利益追求の誘惑に負け故意に違反する(ビッグモーターの件など)のは論外で、普通は正しいと思い込んでいることに誤りがあるケースが大部分なのである。このようなミスをなくすための方策の一つが顧問契約ということができる。

顧問弁護士に求める資質として、統計上①会社に関する業法上の知識②フットワークの軽さ③報酬基準のわかりやすさ④業界への知見⑤新たな法制度、法改正に対する知識等が統計上あげられている。

顧問会社が困りごととしてあげるベスト5は、統計上①雇用問題②債権回収③契約書チェック④社内規定等の遵守⑤経営改善・再生等だ。

また、会社が顧問弁護士に期待する資質としては、正確性、迅速性、柔軟性、共感性、安心性、好印象が一般的にあげられている。今困っていることに一刻も早く共感して的確に対応してほしいというのが会社の切実な要望なのだ。原理原則に従いつつもその場に応じた対応を望んでいる。

会社が従業員の個人的な悩み(離婚、相続など)を顧問弁護士に相談することも想定できるところではあるが、受任後は、事件の顛末は当該従業員と弁護士との個人情報となることは十分ご理解いただきたい。

 

その後、質疑応答に移り、聴取者からは、それぞれの会社に応じた個別の質問がなされ、熱い意気込みを感じた次第である。

事務局ブログ/ハーフマラソンにエントリーしました

暖冬傾向にあるといわれていたこの冬、例年よりも暖かく過ごしやすい日が多いように感じられますが、明日からは今季最強の寒気が流れ込むようですね。寒いと身体が縮こまり、ひどい肩凝りに悩まされます。

 

年齢的にも体の不調が続くようになり悶々とした日々を過ごすことが多かった昨年、このままではいけないと思い、ランニングを再開しました。

まずはモチベーションを上げるため、5月にある地元のさつきマラソン大会のハーフ(21.0975km)にエントリーしました。

目標が決まれば自然とやる気も出るものですね。

(身体が故障しないか心配もありますが…)

 

先週の土曜の早朝には日の出を見ようと鹿沼市内の御殿山公園までランニング。

残念ながら雲が多くて太陽を見ることはできませんでしたが、鳥のさえずりを聴きながら朝の公園を走るのは本当に気持ちが良いです。

この御殿山公園にある野球場がマラソンのゴール地点となるのです。

目標は制限時間内に完走すること。無事にゴールできるように、これから練習を積み重ねていこうと思います。

 

おまけの画像は数年前の初日の出。(今年は寝正月だったもので過去の画像でお許しください。)

 

遅くなりましたが本年もどうぞよろしくお願いいたします。

弁護士ブログ/書籍発売のお知らせ

弁護士の尾畑です。昨年12月20日に、「国際人権個人通報150選」という書籍が発売されました。

国連のいくつかの委員会では、各加盟国内の手続きによって救済されなかった人権侵害について、侵害をうけた個人から直接に通報を受けて、人権侵害の有無について判断し、締約国に対し見解を示すことがあります。

本書は、これらの国連機関の判断から150件を集めたものです。当職も、パキスタン人の難民認定事例について、作成に参加しました。

 

ところで、本書は日本に対する事例は含まれていません。たとえば、代表的な国連人権条約である自由権規約では、選択議定書に個人通報制度が定められていますが、日本は自由権規約の本体は批准しているものの、この選択議定書については批准していないためです。

 

個人通報制度は、個々の人権侵害の救済の効果ももちろんありますが、人権条約の解釈を諸外国と乖離しないようにする効果もあります。

裁判所が国連機関の解釈と異なる解釈に基づいて判決をした場合に、国連機関から人権侵害の見解がなされるとすれば、裁判所としても国連機関や、諸外国においてなされている条約解釈を意識して判決をすることが期待できます。

 

個人通報制度に参加していない本邦においては、我々弁護士が、積極的に裁判所に対し各種の国際条約上の権利を積極的に主張する必要があります。本書の執筆において当職が参加した部分はわずかですが、活用されれば幸いと考えております。

第3回【企業のリスク管理法律講座】開催のお知らせ

当法人主催 企業向けセミナー第3回を開催致します。

申込方法や締切等、詳細は添付画像(第3回フライヤー表・裏面)をご覧下さい。当WEBサイトお問い合わせフォームからのお申し込みも受け付けております。

今回もリアル会場のみでの開催です(オンライン配信なし)。当日参加者様のみお聞き頂くことが出来る、現役弁護士による法律講座に是非ご参加頂き、貴社のリスク管理にお役立て下さい。

●弁護士法人高木光春法律事務所主催(栃木県弁護士会所属)

【第3回 企業のリスク管理法律講座】

弁護士顧問契約の活用法について

(内容)企業の成長・発展のためのリスク管理として、弁護士顧問契約を活かすには?経験豊富な弁護士が具体例を交えて分かりやすく解説。

●日時:令和6年1月25日(木)午後2時~午後4時

●場所:宇都宮市文化会館(宇都宮市明保野町7-66)4F第3会議室

●受講料:3,000円(当日現金にてお支払い下さい)

第3回フライヤー表

第3回フライヤー裏面申込用紙

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