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弁護士ブログ/秋の気配も

暦の上では秋とはいえ、なかなか暑さが抜けない今日この頃です。

とはいえ徐々に秋の気配も近づいてきました。

 

この連休、市内の栃木県中央公園に行きました。

8月頃に行った際は、様々な種類の蝉の鳴き声が重なり合い、夏休みの子供の声も相まって、賑やかな空気でしたが、9月も半ばを過ぎると、秋の虫の声も混じってきました。

藤棚の下に風が通ると、屋外でも涼しさを感じられます。

木立に囲まれている中央公園ならではでもあるでしょうが、これから徐々に涼しくなってくれるとありがたいところです。

 

秋といえば、先日今年初めての焼き秋刀魚も食べました。独り暮らしをはじめた大学時代に比べるとだいぶ価格が上がってしまい、今ではなかなか手が伸びない食材ですが、久々に食べるとやはり美味。養殖は難しいと聞きますが、また気軽に食べられるようになってほしい食材です。

 

事務局ブログ/季節を感じながら暮らす

ごきげんよう、ジムカタです。9月も半ばになると言うのにまだまだ暑いですね。特に今年は暑い夏だったようです。

とは言えここ最近は朝晩に涼しい風が吹いたり、虫の音が聴こえたり。もともと夏の暑さが苦手な私の心にも、「秋が近づいているのね~」などと思う余裕がほんの少し戻ってきました。

そんなつい先日、宇都宮城址公園内茶室での茶会に参加してきました。床飾りやお道具それぞれから初秋の趣を感じることが出来ましたが、中でも私の心に残ったものは、菊の花をかたどった練り切り菓子。味もさることながら、「重陽の節句が近かったもので、『着せ綿(きせわた)』という名のお菓子にしました」という席主の先生の教養と、客に楽しんでほしいという心配りが素敵でした(「重陽の節句」や「着せ綿」など、ご興味ある方は是非調べてみて下さい)。

茶席のようにはいかないまでも、季節感のあるものを生活に取り入れて、残暑のやりきれなさを流す術といたしましょうか。「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われていますから、あと10日ほど。皆様どうぞご自愛ください。

 

法律コラム/日本社会と加害者家族

あっては困ることだが、不幸にして、殺人事件が起き、被害者が亡くなったとしよう。ケースバイケースではあるが、被害者の遺族は、加害者だけでなく、加害者の父母や家族を恨む、憎しみを抱くということはしばしば見受ける。

日本人は、「世間」とか「世間体」ということを大切にする。「世間」には、人権とか権利はない。譲り合いの精神が大事、恩を受けたら恩で返す、やられたらやり返すということだ。犯罪が発生すると、加害者家族は、「世間」から嫌がらせの手紙や電話、落書きなどの攻撃を匿名でやられる。これに、インターネットによる攻撃が拍車をかける。「和」を重視するこの考え方は、被害者家族にも向けられる。「被害者になったのにはそれなりの理由があったのではないか」と好奇の目で見られることもある。報道機関が被害者のプライバシーを書きたてこれを助長することもある。

では、我々は、加害者家族とどう向き合っていけばよいのか。大きく3つの考え方があるようである。第1は、家族にも加害者に準じた責任がある。社会的制裁は甘受すべきという考え方、第2は、加害者家族を支えることは、加害者が出所した際の受け皿を作ることにつながる、再犯防止につながるという考え方、第3は、目の前に困っている人がいれば手を差し伸べるという福祉論の立場だ。

加害者家族とどう向き合うかは、非常に難しい問題だ。自分がいつ加害者の家族になるかもわからない。ただ、第1の立場よりも第2、第3の考え方が健全だということは言えるように思う。

被害者家族については、犯罪被害者等基本法が制定され、一歩その保護が前進したように思われる。

他方、加害者家族の支援はまだ緒に着いたばかりである。加害者家族を支援することによって、犯罪のない、成熟した健全な社会に近づくことを期待したい。

本年9月29日にさいたま市で開かれる、関東弁護士会連合会定期大会では「刑事加害者家族の支援について考える」というテーマでシンポジウムが開かれる。興味のある方はご参加いただきたい。

(弁護士 高木光春)

 

事務局ブログ/海ほたる

処暑を過ぎても厳しい残暑が続きますね。

夏休みの家族イベントとしてドライブに出かけたお盆明けの土曜日も猛暑でした。

 

今回は千葉県木更津方面から東京湾アクアラインに乗り、初めて「海ほたる」に行ってきました。

4.4㎞のアクアブリッジの上からは青い海と青い空の景色が広がり、海なし県で育った私は海を見るだけで心が躍ります。

「海ほたる」は360度を海に囲まれた世界でも珍しいパーキングエリアであり、東京湾を一望できます。ゆったりと往来する大型船や、空港を離発着する飛行機も見えました。

海の景色を堪能した後は9.6㎞のアクアトンネルを通り、横浜へ。帰りはお台場にも寄り(首都高でグルグル迷いましたが…)想定外のロングドライブとなりました。

 

子供たちが中高生となった今は、家族全員で出かけることは少なくなりました。車の中では流行りの音楽を聴き冗談を言い合いながら、その一方では子供たちの本音が聞け、普段の生活とは違った家族の一面が見えたという収穫もありました。私自身もリフレッシュでき夏休み気分を味わった一日でした。

弁護士ブログ/栃木県唯一の水族館

私の地元の大田原市には、栃木県唯一の水族館である、なかがわ水遊園があります。

最後に見に行ったのは中学生のころですが、この夏帰省した際に、久々に脚を運んでみました。

 

施設のコンセプトは、川魚がメインの水族館で、順路の前半には名前のとおり那珂川水系の魚や小動物が展示されています。

今回気になったのは順路後半の南米アマゾンを再現したエリアです。開館当初からピラルクーが見られる水族館を売りにしていたのですが、最近はイグアナやオウムなど水上の生き物も増えていると聞いて脚を運んでみました。

 

久しぶりに見ると、那珂川水系の魚の展示も、上流から下流に向けてわかりやすく整理されていて、とても興味深く見られました。イモリやカエルなどの水生動物にとどまらず、カヤネズミなど河岸の陸生動物も展示しているのは、川に特化した水族館らしいところです。

アマゾンの水槽では、珍しい淡水のエイやナマズなどの大きな魚が見所でしたが、面白かったのはナマケモノ。

木の上にいないのでどこにいるのかと思いきや、根元と壁の間に挟まって丸まっていました。

ナマケモノといえば木の枝からぶら下がっているイメージでしたが、外敵がいなければこんな過ごし方をすることもあるのは面白い発見です。

子供向けの施設のイメージがありましたが、なかなかどうして、炎天下を歩いたかいのある、楽しい時間でした。

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