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事務所夏期休暇のお知らせ

誠に勝手ながら当事務所では以下の期間を夏期休暇とさせていただきます。

 

【令和3年8月13日(金)~8月16日(月)】

 

上記期間中にいただいたメールや留守番電話等のメッセージの返信は、8月17日(火)以降とさせていただきます。

期間中はご不便ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

弁護士ブログ/後継者不足問題について

過日、下記のような相談を受けた。

 

「Aさん(84歳)Bさん(80歳)夫婦には、46歳になる子Cがいる。

Aさんは、今から30年ほど前、水道工事を行う株式会社を設立し、従業員を雇って市の公共工事や民間の請負などを中心に順調に経営してきた。

しかし、Cは水道工事には興味がなく、会社員をしており、Aさん夫婦には後継者がいない。会社の社屋は会社名義で、底地はAさん個人の名義となっている。

Aさんとしては、何らかの形で会社を継続させたいと思っているが、いい方法はないか。」

 

いわゆる後継者不足の問題である。

高齢化の進む昨今、一定の技術を持ち、社会的信用を有しているにもかかわらず、会社を継続できない危機に見舞われているケースが見られる。

赤字経営の会社であれば、会社を解散して清算手続を行い会社を閉じるという選択が考えられるが、Aさんの会社のように経営が順調であれば、会社の資産価値を生かす方法も検討すべきである。

Aさんの会社を生かす形で継続させるのであれば、株式を第三者に譲渡するという方法で代表者を交代する方法もある。

次に、会社を丸ごと、つまり社屋も含めて他の大手の会社に譲り渡す方法が考えられる。これは、事業譲渡(営業譲渡)というやり方である。

この事業譲渡の手法を使う場合、Aさんの会社の債務の処理や知的財産権(特許権や商標権など)や従業員の雇用の引継ぎの問題もあるので、後日、トラブルが生じないように慎重に契約を結ぶ必要がある。

また、Aさん個人名義となっている底地もまとめて処分したい。そのためには、税理士、公認会計士、弁護士などの専門家の協力を得て進めた方がよい。

 

このような悩みをお持ちの会社経営者の皆さんは、躊躇せず当事務所にご相談ください。

このブログでの説明は極めて抽象的なものですが、ご相談いただければ、丁寧にアドバイスさせていただきます。

事務局ブログ/東京オリンピック

強い日差しが照り付け、毎日暑い日が続いています。

 

現在開催されている東京オリンピック。

日本勢の金メダル獲得数は過去最高を更新しましたね。

 

実は、先月31日に行われた男子サッカー準々決勝の観戦チケットに当選していたのですが、無観客試合開催のため、自宅のテレビで観戦することになりました。

日本対ニュージーランド。

テレビに映るカシマスタジアムのスタンドを眺めながら、「席はこの辺りだったはず…」と最初は半分がっかりした気持ちで観ていました。

しかし、延長の後のPK戦では手に汗を握りテレビの前に釘付けなっていました。

日本の勝利を家族で喜び大騒ぎ‼

 

いつかコロナが終息して、安心して出かけられるようになったら、カシマスタジアムやオリンピックスタジアム、東京アクアティクスセンター等々、東京オリンピック競技会場を巡る旅をしようと話しながら、家族でテレビを見る毎日です。

弁護士ブログ/技能実習について②

前回はこちら→

http://www.takagi-law.or.jp/lawyer-blog/1366

 

弁護士の尾畑です。

前回は技能実習がどんなものか,についてお話しました。

今回は,送り出し機関の受け入れ停止の原因となった逃亡事件がなぜ起きてしまうのか,という一例についてお話します。

1 多額の借金

技能実習生は,来日するに当たり,講習料など,送り出し機関に多額の料金を支払うことになります。正規の料金だけでも数十万円から百万円以上の借金を持って日本に来ることも珍しくありません。これに加えて外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律(技能実習法)47条により禁止されている保証金まで徴収されている場合もあります。

なんとか借金を返そうと,焦りを持っている実習生が多数います。

2 労働環境の問題

このような実習生を追い詰めるのが,労働環境の問題です。

技能実習生の受け容れは容易ではなく,まず,技能実習生を受け容れるための在留資格取得の手続は複雑で,外部の専門家に料金を支払って依頼しなければならない実習先が多いでしょう。

監理団体にも,実習生1人につき毎月数万円の監理費用を支払うことになります。

その他,初期講習の費用や渡航費など,給与以外に実習先が支払わなければならない費用がなかなかに多いのです。法令を遵守する限り,外国人は安く雇える,というイメージとはまったく異なるものとなります。

このためか,場合によっては最低賃金以下の,非常に安価な給与で技能実習生に労働を強いる事件が後を絶ちません。もちろん,技能実習法9条9号で,技能実習生には日本人と同等の報酬を給付する必要がありますし,最低限の賃金を支払わなければ最低賃金法違反や労働基準法違反の犯罪となりますが,遵守が徹底されていないのが現状です。2020年には,愛知県内の労働基準監督署が2019年に県内の技能実習生を受け容れている実習先932か所を監督・指導したところ,実にその7割で法令違反が認められたというニュースもありました。

そして,実習先に法令違反があっても,制度的に転職が厳しく制限された実習生は仕事を辞めることすら容易ではありません。

多額の借金を背負った状態で,実習先の違法な労働環境に追い詰められた実習生が,先のない状態を打破するために逃亡するというのが,逃亡の一つの原因となっています。

3 法令遵守が困難な状態で雇用関係に入ることは,契約当事者の双方に不幸なことです。旧制度下の東栄衣料事件(福島地裁白川支部平成24年2月14日)や,髙田ソーイング事件(岐阜地裁平成30年5月24日)等では,法廷闘争の果てに研修先,実習先が破産するという結末を迎えました。

労働者が日本人であると外国人であるとに関わらず,また,技能実習という名前であっても,雇用関係に入る以上は雇用者側で十分なコンプライアンスの確保が必要と言えるでしょう。

 

事務局ブログ/話芸の味わい

梅雨が明けましたね、ジムカタです。いよいよ夏本番です。

日本の夏の風物詩と言えば色々ありますね。

なかでも「怪談話」は、ときに形を変え、時代を超えて受け継がれているものの一つ。

もう何年も前・・・あれは宇都宮市文化会館だったと記憶していますが、言わずと知れた怪談話の定番『四谷怪談』の講談を聴きに行きました。「お岩さん」という名前を聞けば、大人の方はお分かりになるでしょうか。

私ジムカタ、麻の着物に博多帯を締め、すっかり江戸っ子の見物気分でした。

 

ここのところ巷で人気のある若手講談師に、(六代目)神田伯山という方がいまして。

この時代に人気がある講談師?さてどんな方なのかと少し興味を持ったところ、この方、元々は落語家に憧れていたということを耳にしました。

そんなこともあり私、久々に落語を聴いています。

日本の話芸、昔はあまり面白さが分からなかったのですが・・大人になって聴いてみると、何とも言えない味わいがありますねぇ。

暑さとコロナ対策であまり外出したくないなら、この夏は自宅で日本蕎麦でも食べながら、エアコンと扇子で涼を取りつつ、日本の話芸を動画や音声で楽しむのも乙な過ごし方かと。

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