ブログ

弁護士ブログ/料理などを

ここ数年,夕食を自分で作ることが増えています。

コロナの影響で帰りがけに空いている店が無い時期があったり,人間ドックで外食を減らすように言われたり,理由は諸々と・・・・・・。

 

なんだかんだと,大学生の時分から一人暮らしをしている身。とりあえず腹に入るものを作る程度なら不自由はありませんでしたが,同じものばかりでも面白みがないので,語学の勉強を兼ねて英語のレシピ本を買ってみました。

 

主に和食や中華料理を作ることが多かったので,色々試しているうちにスパイスやハーブの味が分かってきたり,オーブンを使う料理が多く使い方に慣れてきたりと,色々と収穫がありました。

しかし,他文化交流として殊に興味深かったのは,不意に出てくるローマ字の材料名。

Sakeくらいは予想の範疇でしたが,計量カップ1杯分のtonkatsuという表現に驚愕し――もちろん液体のとんかつではなくとんかつソースのこと――リゾットのレシピにFurikakeが顔を出し。

調べてみるとふりかけは海外進出した結果,白米のみならずパスタやポテト,サラダなどにもふりかけられているとのこと。

日本で作られたものが他の文化の人の手に渡り,新たな活躍の場を得ていくのは,まさに他文化交流の醍醐味,アイデアの交換と言えましょう。

 

事務局ブログ/友あり、遠方より来たる

GW中はブログ更新をお休みさせて頂きました、ジムカタです。

 

今年は3年ぶりに外出自粛要請のないGWでした!皆様どのように過ごされましたか?

 

GW中、私にとって久しぶりの嬉しい再会がありました。

ひとつめの再会は、東京在住の友人が栃木へ来てくれたこと。

大学時代に東京で知り合った友人で、私が栃木へ戻った後も付き合いはありましたが、お互い日々の雑事に取り紛れ、気が付けば今回のリアル再会まで実に10年以上の月日が経っていました。

社員の8割が男性という東京の企業で、管理職として働く彼女。これからも癒しを求めに栃木へ遊びに来てくれるそうです。

 

もうひとつは、地元栃木を元気にしたいと頑張っている女性たちとの再会です。

コロナ感染拡大のため、なかなかお会いすることが出来なかったのですが、今回また、集いに参加させて頂くことが出来ました。

彼女たちの前向きで朗らかな姿勢から、私はいつも元気を頂いています。そんな素敵な彼女たち、数年ぶりにまた何か栃木県民を鼓舞するような催しを計画中とのこと。今から本当に楽しみですが、開催の際にはまたこのブログ等で皆様にご案内出来ればと思います。

 

孔子曰く「朋有り、遠方より来る、亦た楽しからずや」

いつの世も同志・気の合う友人と語り合う時間は、最上のものなのですね。

 

弁護士ブログ/言葉の達人

ロシアのウクライナ侵攻が話題となっているが、この頃TVに出るウクライナ人の日本語や英語を耳にするようになった。日本語を話す人の日本語のうまさに驚かされることがある。

我々が外国語を話す時、その母国語を話す相手にどうしたらうまく伝わるか。英語を例にとってみよう。もちろん何を伝えるのか(旅行に行った時とか単なる日常の用事がこなせる程度のものでよいのか、専門分野の議論をするのか)によっても違うだろう。ただ、基本として言えることは単純な日本語の英語への並べ替えでは英語を母国語とする相手には伝わりにくいということだ。

英単語一つをとってみても、日本語に訳すと同じだから区別は不要だと思ったら大間違い。例えば、誠実と正直は日本語ではほぼ同じ意味かもしれない。英語では、誠実に相当するのは、sincer あたりか。sincer は英語では”showing what you relly think or feel “(オックスフォード英英辞典)。これに対し、正直に対応する英語の”honest “は”always telling the truth, and never stealing or cheating”(同辞典)だ。ニュアンスとしては、sincer は主観的、honest は客観的といえようか。もちろん、使う場面も慣用として決まっている。

このように、単語一つとってもきちんと使えるようになるのは本当に大変だ。これは、英語に限ったことではなく日本語も一緒だ。適材適所で正確に言葉を選択し会話や文章を成り立たせる、しかも自然に、これこそがその道の達人だ。

事務局ブログ/家庭菜園・2022

明日4月20日は、二十四節気のひとつ「穀雨」ですね。雨が穀物の発芽を促す季節…

 

今年の野菜作りは玉ねぎとじゃがいもからスタートしました。

玉ねぎは庭の花壇のような小さな畑で育てており、今は細いねぎのような緑の茎が伸びています。

 

このポテトバッグはホームセンターで見つけて即購入。

見た目はお菓子のパッケージそのままで面白いですよね。

袋の中には土も肥料も入っていて、種いもを植え付けて水やりするだけでじゃがいもができるそうです。

 

先月下旬に植えたじゃがいもも、そろそろ芽が出てくるころではないかと、毎日袋の中を覗いています。

弁護士ブログ/「難民」と「避難民」

ロシア連邦によるウクライナ侵攻により,420万人以上の人間がウクライナから国外に避難しており,650万人以上が国内避難民化しています(ウクライナ緊急事態 – UNHCR Japan

また,先週はウクライナからの「避難民」20名が政府専用機で日本に避難してきたというニュースがありました。

ところで,ニュースなどで「難民」という言葉を聞き知っている方も多いと思われますが,「難民」と「避難民」は同じものなのでしょうか。

例えば,上述のUNHCRのウェブサイトでも「難民」と「避難民」の2つの言葉が使われています。

 

難民条約と難民議定書

「難民」は,「難民の地位に関する1951年条約(難民条約)」と「難民の地位に関する1967年議定書(難民議定書)」により定められた,法律上の概念です。

日本はしばらくの間この条約に参加していませんでした。しかしながら1970年代後半,ベトナム,ラオス及びカンボジアの三カ国で社会主義政権が樹立され,多くの人が日本にも避難してきたことで,日本も1981年,1982年に相次いで参加することになりました。

「難民」の定義は難民条約により以下のように定められています(難民認定基準ハンドブック ―難民の地位の認定の基準及び手続に関する手引き― (改訂版) UNHCR駐日事務所 第11頁)

1951年1月1日前に生じた事件の結果として、かつ、人種、宗教、国籍若しくは特定の社会的集団の構成員であること又は政治的意見を理由に迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために、国籍国の外にいる者であって、その国籍国の保護を受けることができないもの又はそのような恐怖を有するためにその国籍国の保護を受けることを望まないもの及びこれらの事件の結果として常居所を有していた国の外にいる無国籍者であって、当該常居所を有していた国に帰ることができないもの又はそのような恐怖を有するために当該常居所を有していた国に帰ることを望まないもの

冒頭にかかれているとおり,「難民」となる原因が1951年1月1日より前の事件に限定されています。そこで,難民議定書によって1951年1月1日以後の事件を原因として母国に帰ることができない人もカバーし,現在の「難民」として取り扱われています。

このように「難民」に当たるかどうかは国際条約によって定められており,「出入国管理及び難民認定法」など,日本の法律は,日本に助けを求めた人が難民であるかをどのように調査するかという点を定めているにすぎません。

 

「難民」か「避難民」か

さて,この「難民」の定義には「戦争」という言葉は含まれておらず,戦争が起きている国から逃げてきたというだけで「難民」ということにはなりません。わかりやすく例えると,ロシアは今ウクライナと戦争をしていますが,日本海沿岸のウラジオストックに住んでいるロシア人が日本に来たとしても,それだけでは「難民」とまで言うことはできないでしょう。反戦デモに参加して警察に追われているとか,何かしらのロシアに帰れない理由が求められると考えられます。

ウクライナではたくさんの人が亡くなり,危険な状態にあるので,ウクライナから国内に避難した420万人以上の人々には多くの「難民」が含まれると考えられます。とはいえ厳密に表現するのであれば,個別の事情を確認しないと「420万人以上の難民」とは言えないわけです。

 

「避難民」として支援することの懸念

現在,日本の政府や自治体が,ウクライナの「避難民」を支援することを発表しています。

「難民」として認めるには個別の事情を調査する必要があり,時間もかかってしまいます。戦争から逃げてきたウクライナ人を素早く助けるため,「避難民」として支援を行うことは,一定の意義があります。

ただし,「避難民」に対する支援は,日本政府が難民条約上の義務として行うものではありませんし,その援助の範囲も「難民」に対するのと同等のものになるとは限りません。「避難民」として扱うことで,多くの「難民」を見逃してしまい,「難民」として本来得られるはずだった庇護が得られなくなってしまう懸念があります。

「避難民」に対する支援で終わらせることなく,「難民」の認定手続も順次進めていく必要があるでしょう。

 

  お問い合わせ